消防士になると意外とかかる出費3選

マツナガ
マツナガ

こんにちは、マツナガです!

     

今日の記事では、消防士になると意外とかかる出費3選を紹介します。

どれも消防士として20年以上勤務してきた私が実体験として「結構お金かかるな~」と感じたものです。

消防士になると意外とかかる出費

1 食費、調味料代

2 個人装備品

3 法令集などの資料代

どれも消防士として勤務していく上で必要不可欠な出費なのですが、どれも結構費用がかかります・・・。

それぞれ詳しく解説していきますね。

それでは、早速やっていきましょう!

食費、調味料代

まず1つ目は食費、調味料代ですね。

私が勤務していた消防署では、これが1当直で1000円かかりました。さらに追加で月に1回調味料代として1000円徴収されます。

1か月に約10当直程度出勤しなくてはならないので、食費と調味料代合わせて1か月で11,000円の出費になります。

消防署の食事は美味しく、昼・夕・翌日朝の3食で1,000円なので安くて助かるのですが、1カ月で見ると地味にボディーブローのように効いてくる出費です(笑)

また、勤務中に飲み物を飲みたいときは消防署にある自動販売機で買うことになります。

これも1当直で何回も買うとジュース代だけで1日数百円してしまいます。1カ月で考えると3~4,000円くらいの出費です。

食費は全員徴収なので節約しようがないですが、飲み物代は節約することができます。

麦茶のパックを買ってきて水筒を作ったり、ペットボトルの飲み物を箱買いして消防署にストックする人もいました。

消防署の食事事情についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【料理は必須スキル?】消防士の食事事情を詳しく解説!【メニューも紹介】

朝の点検、消防士の1日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防署の消防士の1日のスケジュールを解説!【仕事内容・勤務時間・食事作りなどの雑用も!】

消防出張所長の仕事についてはこちらの記事を参照してください。

👉 出張所長の1日を解説!

個人装備品

2点目はヘッドライト、腕時計、手袋などの個人装備品代です。

消防士は業務に必要な活動服、靴、ヘルメット、防火衣などは支給されます。

ただ、ヘルメット(保安帽)や防火帽に装着するヘッドライトや腕時計などは自分で購入して揃える必要があります。

火災や災害現場で必要不可欠なヘッドライトくらいは支給してほしいですが、支給品リストにのっていないので仕方ないですね・・・。

ヘッドライトは1つ約2,000円前後で購入することができます。

消防士にオススメのヘッドライトについてはこちらの記事を参照してください。

👉 【メリット8選】消防士にオススメのヘッドライトはエナジャイザー1択!

また、支給品についても1年間で支給される物品には限度があります。

消防士に採用されて最初の1~2年くらいは支給品の中でも特に皮手袋や防火手袋などの消耗品が不足しがちです。

訓練などで使っていると意外とすぐに破けてしまうので、できれば数セット用意しておきたいところです。

皮手袋は3,000円程度、防火手袋は数千円と自分で購入すると結構な出費になります。

消防士にオススメの手袋についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【目的別で使い分けろ!】消防士にオススメの手袋を紹介!

消防士の腕時計はジーショックがオススメです。

👉 消防士が使う腕時計はジーショックが一番オススメ!

法令集などの資料代

最後の3点目は法令集などの資料代です。こちらは日勤の消防士に必要な資料となります。

特に消防用設備等の審査などを担当している消防士は、基本的に毎年法令集は買い替える必要があります。

現場の消防士も法令集を使いますが、毎年買い替える人は少数派でしょう。

予防課で働く消防士にとって法令集は、現場の消防士にとっての防火衣と空気呼吸器くらい重要なアイテムです。

消防法令は毎年改正されますので、最新の法令に精通していないと間違った指導・審査をしてしまう可能性があります。

私が予防課で勤務していた時は、日本消防設備安全センターが発行する「消防設備六法」を使っていました。

出典:日本消防設備安全センター

消防用設備等に関する告示や有名な通知も載っているので非常に使いやすい法令集です。

こちらはAmazonや楽天では購入できず、安全センターや東京法令出版の公式ホームページからのみ購入できます。

👉 日本消防設備安全センターの公式サイトはこちら

めちゃくちゃ便利な法令集なのですが、定価が2,750円もします・・・。

できれば支給品としてほしいのですが、私が勤めていた消防本部では支給とはならず、毎年自腹で購入していました。

法令集が無いと仕事ができないので買っていましたが、毎年2,750円の出費は地味に痛いです。

また、消防本部で条例担当などになると「条例の書き方」「法制執務詳解」などのガイドブックを買う必要が出てくる場合もあります。

     

   

一度買えばかなり使える非常に便利な資料ですが、こういった専門書も数千円するので、痛い出費となります。

まとめ

今日の記事では、消防士になると意外とかかる出費3選を紹介しました。

基本的には食事・飲み物系と個人装備系に出費が必要となりますので、これから消防士になる人は是非参考にしてください。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

     

   

消防士あるあるプライベート編についてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防士あるある「プライベート編」を紹介します!

消防士あるある仕事編についてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防士あるある「仕事編」を紹介!