こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防士がプライベートを大事にしたいなら「断る力」が重要というテーマで解説していきたいと思います。
現場の消防士は、当直明けの非番日や平日の休み等、一般のサラリーマンと比較してまとまった時間があります。
そのため、先輩からプライベートのお誘いが非常に多いです。
飲み会、ゴルフ、野球・サッカー観戦やパチンコなどのギャンブル・・・。枚挙にいとまがありせん。
そのような先輩からのお誘い、嫌々ながら付き合ってしまう消防士は多いです。
しかし、いつまでもお誘いに乗っていたら、自分の自由な時間やお金がどんどん無くなってしまいます。
本当はゆっくり休みたかったり、ジムに行ったり、家でダラダラしたり、家族と一緒に過ごしたり、やりたいことがあったはずです。
そこで、先輩のお誘いを「断る力」の習得が非常に重要になってきます。
プライベート時間を大事にしたいのなら、「断る力」を身につけましょう!
今日は、消防士という職業における定番の先輩からのお誘いと、断り方について詳細を解説します。
それでは、早速やっていきましょう!
目次
結論から言うと、消防士は自由時間が多いので、ヒマな先輩から遊びや飲み会などの誘いが多いのです。
消防隊、救助隊、救急隊などの現場の消防士は一般のサラリーマンと違って、非番日は朝から自由時間です。
また、休みも不定期なので、平日に休みが来ることも多いですね。
ここで、一般的な消防士の勤務サイクルを二交代制と三交代制に分けてみてみましょう。
非番日は基本的に朝の8:30に勤務終了なので、それ以降はフリータイムです。
【二交代制】
当直→非番→当直→非番→当直→非番→休み→休み
【三交代制】
当直→非番→休み→当直→非番→休み→日勤→当直→非番→休み
こんな感じで、当直、非番、休みが規則的に続きます。
子供がいる家庭でも、保育園に行っていれば平日の昼間はフリータイムになるので、家庭持ちの方も自由時間が多いのです。
このように、消防士は時間が多いので、先輩からプライベートの誘いが多くあります。
それが非常に気の合う先輩で、お互い楽しいイベントなら良いのです。
しかし、自分が全く興味がなかったり嫌なのに、先輩の機嫌を損ねたくない、周りの空気に流されて行かざるを得ないという状況になって、嫌々誘いに乗っている消防士が多くいます。
特に若い消防士は先輩の誘いを断り辛いですね。
先輩は気持ちいいかもしれませんが、誘われて付き合っている後輩が楽しくないのでは、それは悲劇です。
自分の自由時間もお金も失って、先輩の機嫌をとるだけの作業・・・。
そこで、消防士が自分のプライベート時間を充実させるためには「断る力」を身につける必要があります。
消防士の休日の過ごし方についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【平日休み】消防士の休日の過ごし方を紹介!【非番も朝から自由】
消防士の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。
👉 消防署の消防士の1日のスケジュールを解説!【仕事内容・勤務時間・食事作りなどの雑用も!】
消防出張所長の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。
最も多いのが飲み会の誘いではないでしょうか。
大前提として消防署で公式に行う、歓送迎会、暑気払い、忘年会などは出席したほうが良いです。
ここはやはり、社会人としては出席したほうが良いでしょう。
それ以外の非公式な飲み会のお誘いは、断るかどうか自分の価値観で判断したほうが良いでしょう。
・救助隊飲み
・救急隊飲み
・一つ星会(階級が消防士の人だけで集まる飲み会)
・研修会の後の急な飲み会
・同期飲み
などなど・・・
この中で、一つ星会や同期飲みなどは、自分と立場がほぼ同じもの同士で集まるし、気兼ねない飲み会ですので楽しいですね。
断りやすくもあります。
この中で要注意なのは救助隊飲み、救急隊飲み、研修会の後の飲み会など、職場での階級や、先輩後輩等の立場がダイレクトに反映される飲み会です。
先輩の顔色を伺って、飲み物が無くなりそうなら店員を呼び、料理を取り分け、先輩の説教を聞き、2次会3次会まで付き合わされ・・・というパターンが良くあります。
私も若いころ、ポテト数本つまんだだけで、あとは先輩のお酌をして支払い5,000円とかの地獄を見たことがあります。
行きたくない飲み会にお付き合いで行ったのに、酒の席でキレられるとか意味不明なこともありましたね。
こういった楽しくもない全く非生産的な飲み会は断るべきです。
時間もお金も無駄に浪費してしまいます。
しかし、合コンは別格です。
彼女を探している場合、合コンには積極的に参加しましょう。
消防士の合コン事情についてはこちらの記事を参照してください。
消防士の結婚相手についてはこちらの記事を参照してください。
特に平日に1日時間が取れる消防士はゴルフや釣り好きな人が多いです。
先輩が若い消防士を連れ立って、休みの日に釣りに行く光景を何度も目にしたことがあります。
その後輩が楽しめているかは別として(笑)
野球やサッカーの観戦の誘いも多いですね。
自分も若いころは、何度となく先輩と野球観戦に行っていました。
スポーツ観戦も行くと結構お金かかるんですよね。
チケット代、飲食代、交通費合わせて1万円くらいは出費があります。
確かにスポーツ観戦の魅力で、あまり好きではない先輩と行ってもそれなりに楽しめるんですよね。
しかし、先輩と行ったら行ったで楽しいんですけど、自分としては「一人で家のテレビで観戦している方が気楽」みたいな。
この感覚分かりますかね?
先輩との観戦もそれなりに楽しいですが、観戦するなら同期などの親しい友人と行った方が何倍も楽しいです。
先輩のお誘いは、お金と時間がもったいないと考えてしまっている時点で断った方が良いですね。
消防士あるあるプライベート編についてはこちらの記事を参照してください。
ギャンブルのお誘いは最も鬼門ですね。
沼です沼
時間とお金をドブに捨てるようなものです。
消防士はパチンコ、スロット、競馬好きの人が多いですね。
ここ最近はかなり減ってきましたが、割合的にはまだ多い方でしょう。
やはり、平日の朝から時間があるので、ヒマを持て余してギャンブルにはまってしまうんですね。
お金も時間も大量に浪費し、さらに中毒性もあるという人生における極悪な罠です。
パチンコには興味が全くなかったけど、先輩に誘われたらはまっちゃった。
という消防士も結構多いです。
100歩譲って、自分が楽しくてやっている場合は良いでしょう。
最悪なのは、嫌々ながら先輩の誘いだから断れずに付き合っている場合ですね。
これは時間とお金の最悪の浪費ですね。
自分も1年目のころ、直属の上司が非常にパチンコ好きで、雑談はほぼパチンコの話でした。
当時、その上司とは話が合わず、自分も仕事に慣れていなかったので、関係はあまり良くありませんでした。
話を合わせるために、パチンコやってみようかなあ・・・。
とか考えていたのですが、結局パチンコはやらなかったですね。
その上司は1年で異動になったので良かったですが・・・。
今考えると、当時ギャンブルを始めなくて本当に良かったと思っています。
「誘いに乗らないキャラ」を作る
これは若い消防士のころはなかなか難易度が高いですが、「誘いに乗らないキャラ」を確立してしまうという方法です。
具体的には、消防署の公式の飲み会以外は行かない、1次会以降はサッと帰る、なんやかんや理由を付けて遊びの誘いを断る、などなど「誘いに乗らないキャラ」を自ら演出しましょう。
この方法のハードルは、遊びや飲み会の誘いを断り始めた直後は、先輩からかなり小言を言われる可能性が高いことです。
自分も若いときに先輩から言われたことがあります。
飲み会は仕事だからな。最後まで出席しろよ。
仕事なら残業代出せや!
と、心の中で思っていましたが・・・。
しかし、誘いに乗らないことを繰り返していると、そのうち誘われなくなってきます。
こういう状況になってきたらもう勝ちです!!
自分の同期も、この「誘いに乗らない」キャラを新人1年目のころから演出していて、そもそも誘われなくなったということがありました。
彼も、最初はめちゃめちゃ小言を言われてましたが、1年くらいで誰も何も言わなくなりましたね。
正に1年かけて「誘いに乗らないキャラ」を確立したのです。
最初は先輩から飲み会や遊びの誘いに乗らないことに、説教や小言があるかもしれません。
飲み会に来ない奴は信用できない!
なんていう先輩もいましたからね。
しかし、飲み会や遊びの誘いに乗らないくらいで破綻してしまう人間関係なら、そもそも要らなくないですか?
嫌々先輩の誘いに乗っている人は、もう一度自分の価値観を見つめなおしてみましょう。
家庭を理由に断る
奥さんや子供がいる場合は、非常にお誘いを断る難易度が低くなりますね。
子供の面倒を見なくてはいけないので、飲み会は行けません。
はい、最強の呪文です。
これを唱えるだけで、小うるさい先輩も黙ります(笑)
それでもグチグチ言ってくる人がいるかもしれませんが、そういう人はもう「ハイ、すみません」って言って文句言わせておくしかないですね。
「家庭を守る」という超絶正論の断り文句なので、誰にでも使えて汎用性も高いです。
階級を上げる
最も簡単かつ効果絶大な方法が「階級を上げる」ことです。
具体的に言うと、飲み会や遊びの誘いを断る難易度がめっちゃ簡単になります。
独身だと、上記の「家庭を理由に断る」が使えないので、階級を上げるのが良い「お断り方法」でしょう。
消防本部によりますが、1年に1回実施される昇任試験を受験して合格することで、階級を上げて昇任することができます。
消防士の世界では、階級を上げる=出世です。
消防士は階級社会なので、基本的には階級が上の人間は階級が下の人から、あまりとやかく言われなくなります。
階級が消防士のころは、普段の生活態度から服装、本当に一挙手一投足まで先輩からいちいち小言を言われます。
そんな状況なので、遊びのお誘いも非常に断りにくい構造となっています。
しかし、消防士から消防士長に昇任した段階で、お誘いがかなり断りやすくなります。
消防司令補まで昇任すれば、お誘いを断っても何か言ってくる先輩は皆無になります。
階級を上げるという手段は、前述の「誘いに乗らないキャラ」を作るよりも即効性があります。
先輩からのお誘いを断り辛いと思っている方は、階級を上げるのが最も効率的な手段でしょう。
消防士の階級についてはこちらの記事を参照してください。
消防士の出世コースについてはこちらの記事を参照してください。
👉 【高卒・大卒関係ナシ】消防士の出世コースを解説【昇任試験と派遣が重要】
今日の記事では、消防士がプライベートを大事にしたいなら「断る力」が重要というテーマで解説しました!
・消防士は1日のフリー時間がまとめてとれるので、先輩からの飲み会・遊びの誘いが多いです。
・消防士がプライベートを大事にしたいなら「断る力」を身につけることが大事です。
・お誘いのパターンは「飲み会」「ゴルフ、釣りなどのスポーツ」「サッカー、野球などのスポーツ観戦」「パチンコ、スロット、競馬などのギャンブル」などかある。
・誘いの断り方は「誘いに乗らないキャラを演出する」「家庭を理由に断る」「階級を上げる」の3パターンが有効です。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
消防士あるある仕事編についてはこちらの記事を参照してください。
消防士の給料についてはこちらの記事を参照してください。
消防士は国家公務員ではなく地方公務員です。詳細の解説はこちらの記事を参照してください。