こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防士の出身大学と学歴について解説していきたいと思います。
消防士に学歴って必要なのかな?有利な出身大学とかはあるんだろうか?
これから消防士を受験する方で、こんな疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、消防士を受験するのに学歴は必要ありません。中卒であっても受験することができます。
また、有利な出身大学も特にありません。
しかし、救急救命士の資格を取れる学部がある大学の卒業生は多いので、「ここの大学の出身者多いな~」というのはありますね。
他にもどこまで高学歴の人がいるかなど、私の経験を踏まえて説明しますね。
それでは、早速やっていきましょう!
目次
消防士の採用試験を受けるに当たって、主に大卒区分と高卒区分で採用を分けている本部が多いと思います。
採用の名前こそ大卒、高卒となっていますが、実際に大学や高校の卒業資格が必要なわけではなく、あくまで年齢による区分けです。
22歳以上の人は大卒区分で受けて、18歳以上22歳未満の人は高卒区分で受験してくださいというくらいの分けでしかありません。
ですので、極論を言うと中卒でも消防士採用試験を受験することは可能です。
私が勤務していた消防本部では、高卒、専門卒、大卒が全ていました。
割合的には大卒7割、専門卒2割、高卒1割というくらいでした。
消防士の世界でも今は圧倒的に大卒が多いです。
専門卒というのは、公務員試験専門の学校に通っていたり、救急救命士の資格を取ることができる専門学校に行っている人でしたね。
私の消防本部では、出世や昇任に関して高卒、専門卒、大卒で特に有利不利というのはありませんでした。消防士の昇任は試験の点数と派遣経験などが考慮されるので、学歴は特に必要ではありません。
消防士の出身大学はどういった大学が多いのでしょうか。
私が所属していた消防本部では、国士館大学の卒業生が多かったですね。理由としては、国士館大学で救急救命士の資格を取得できる学部があるからです。
救急隊を目指す人は、国士館大学で救急救命士を取得して、消防士の合格を目指すという方が多かったですね。
地方にもよりますが、救急救命士の資格を取得できる大学がある場合は、その大学の出身者が多いという消防本部はあると思います。
ちなみに、私が所属していた消防本部で最も高学歴だった人は筑波大学の卒業生でした。
他の出身校で言うと、MARCH卒はちらほらいました。全体で言うと数十人はMARCH卒がいたと思います。
早慶上智の卒業生は私は一人も見たことがありません(笑)。東京消防庁などの職員が1万人以上いるようなところでしたら、早慶上智やもしかしたら東大出身などの人もいるかもしれませんね。
学閥というのはありませんでした。「○○大学出身だから出世に有利!」というのは消防の世界ではありませんでしたね。
また、私の消防本部では院卒(修士、博士)という人も見たことはありません。
例えば東京消防庁のような技術職を採用している大規模本部でしたら、理系大学院卒の人がいるかもしれませんね。
今日の記事では、消防士の出身大学と学歴について解説しました!
これから消防士になる人の参考になれば幸いです。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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