こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、インド旅行記ブッダガヤ編をブログで紹介したいと思います。
インド旅行記シリーズでは、私が10年以上前に友人と1ヶ月間インド・ネパール旅行に行った際の旅行記を紹介したいと思います。
今回は、ヴァラーナシーから列車でブッダガヤまで移動して観光した旅行記です。
インド鉄道の一等車と、ヴァラーナシー駅のホテルがものすごいホテルだった体験が一番印象深かったですね。
・安い価格(1ヶ月で航空チケット含めて20万円程度)のインド旅行計画をしている方
・数週間~数カ月の長期間インド旅行を楽しみたい方
・格安長期インド旅行記に興味がある方
・デリー→アグラ→ヴァラーナシー→ブッダガヤ→ダージリン→ジャナクプル→カトマンズ→ポカラ旅行記を知りたい方
それでは、早速やっていきましょう!
目次
ヴァーラーナシーからブッダガヤに移動するには鉄道で4~5時間かかるのですが、せっかくなのでインド鉄道の一等車に乗ってみることにしました。
インドの一等車に乗る機会なんて一生に一度しかないかもしれません。
一等車の乗車金額は忘れてしまいましたが、おそらく日本円にして数千円くらいだったと記憶しています。
しかし、一等車がある目当ての列車がヴァーラーナシー駅に到着するのはなんと午前5時でした。
電車に間に合うか不安だから、駅のホテルに泊まってみない?
確かに。朝の5時は早すぎるし、駅のホテルだったらすぐに電車に乗れるからそうしよう。
ということで、ヴァーラーナシー駅のホテルに宿泊することにしたのですが、この選択が大間違いでした。
ヴァーラーナシー駅のホテルがやばかった
こうして泊ったヴァーラーナシー駅のホテルがやばかった。
インド鉄道の駅には、列車待ちの乗客のために駅に簡易的なホテルが用意されている場合があり、ヴァーラーナシー駅のほてるもその一つです。
駅のフロントでホテルに泊まりたいと伝えると、サリーをきた老婆が部屋まで案内してくれたのですが・・・。
チップ100ルピーちょうだい。
と、フロントから数十メートルの距離を案内しただけでかなりのチップを要求してきます。
インドでは日常茶飯事ですが・・・。
チップの支払いを丁重にお断りして、翌日早朝の乗車に備えてそそくさと寝る準備をします。
ところがこのベッド、掛布団が用意されていないのです。
暑いインドでも流石に夜は掛布団が必要です。
仕方がないので、日本から持ってきた簡易的な寝袋をベッドの上に敷いて寝ることにしました。
特にやることも無いし、翌日早いので二人ともすぐにベッドに寝ころびます。
しかし、しばらくしてからいきなり部屋のドアが「バン!」と開きました。
ソーリー!間違えました。
何とインド人が部屋を間違えて入ってきてしまったのでした。
人騒がせな・・・。寝かせてくれ。
ということで、気を取り直して寝ることにしたのですが・・・。
なんか暗い部屋の床から物音や走り回る音がします。
獣でも入り込んだかと思って電気をつけると・・・。
居ました。ヤツが・・・。
なんとネズミが床を走り回っていたのです。
電気を点けたのにびっくりしたのか、ネズミはすぐに部屋の壁の穴から逃げてしまいました。
ネズミと一緒に寝るのは良い気分はしません。
しかし、時間も夜遅いので今更宿を変えるわけにはいきません。
仕方ないので、そのまま眠ることにしました。
・・・・・・・・・・・・・・
眠ること数時間、今度は猛烈な足の痒みで目が覚めました。
電気を点けて足を見てみると、赤い発疹いくつも出ていて、それが猛烈に痒い!!!!
当時はネズミについていたノミに刺されたのかと思いましたが、今考えるとベッドにトコジラミでも潜んでいたのでしょう。
自分はノミに刺された経験があるのですが、刺されてから痒みが出てくるまで1日程度のタイムラグがあるのです。
知らないインド人、ネズミ、トコジラミと散々に乱入されて、全く安眠できませんでした。
インド旅行記ヴァラーナシー編についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【インド旅行記③】ヴァーラーナシー編【ガンジス川で沐浴!】
午前5時発の電車がまさかの午後13時に来る
そうして安眠できないまま4時30分くらいに起床し、眠い目をこすりながらホームで5時発の列車を待つことにします。
あ~眠い。一等車でゆっくりしよう・・・。
完全に友人に同意です。
しかしここで問題が・・・・。
待っても待っても目当ての列車がやってきません。
地球の歩き方にも書いてあったのですが、インドでは列車の遅延は日常茶飯事だそうです。
しかも、予定されていた番線に入ってこない場合もあるそう。
1時間経ち2時間経ち・・・。待てど暮らせど目的の列車はやってきません。
これではネズミに侵入されたり、トコジラミに刺されたりして駅のホテルに泊まった意味が全くありません。
やることが読書か居眠りしかない。
列車が違う番線に入ってくることも頭に入れて、アナウンスや電光掲示板を警戒しながらの居眠りなので、疲れが全く取れません。
結局列車が来たのは13時を過ぎたころでした。しかも違う番線に・・・。
インドの格安バックパック旅行では、体調不良で寝込むときや今回のように列車の時間待ちがあるので、本か電子書籍の用意が必須です。
ようやく到着した列車の一等車に乗り込みます。
インド鉄道の一等車は広い個室で、椅子の座り心地もよく非常にリラックスした時間を過ごすことができました!
8時間待った甲斐があった・・・。
買っていたお菓子やミネラルウォーターを楽しみながら、車窓の風景にを眺めます。
インドに来てから、久々にゆったりとした気分に浸ることができました。
チャイはいかがですか?
席でくつろいでいると、乗務員さんがチャイを勧めてくれました。
一等車だし、サービスかな?いただきま~す。
ということでサービスかと思ってチャイをいただいたのですが、きっちりと料金を請求されました・・・。
世の中チャイのように甘くない。
インド鉄道の一等車は個室で寝ころべるスペースもあってリラックスでき、日本円にすると非常に安価な価格で移動することができます。
3等車は椅子が非常に硬く、他の乗客でギュウギュウなので、一等車での移動はラグジュアリーで良いですよ。
インドで格安バックパック旅行を計画している人は、是非一度インド鉄道の一等車に乗ってみることをオススメします。
大菩提寺(マハーボディー)を見る
ブッダガヤに到着した翌日に、大菩提寺(マハーボディー)を観光しに行きました。
仏教の聖地だけあって、非常に多くの観光客がいました!
ブッダが悟りを開いた時に菩提樹の木の根に座っていたのですが、その菩提樹が未だに信仰の対象となっています。
観光客の他にも多くの仏教徒が訪れていて、本当に仏教の聖地だなあという感じがします。
ブッダガヤのホテルの近くに池があったせいか、蚊がものすごかったですね。
扇風機を付けていないと寝られません。
扇風機の風があると、蚊が上手に飛べないので寄ってこないのです。
インドのホテルにある扇風機は蚊よけのためにあるのだなあと理解したのでした。
日本寺で他の日本人観光客と交流&読書
ブッダガヤは仏教の聖地なので、仏教を信仰する各国の宗派のお寺があります。
印度山日本寺もその一つです。
寺院は観光客向けに開放しているので、立ち寄らせてもらいました。
中には図書館があり、日本の本がたくさん所蔵されています。
時間があったので、自分は沢木耕太郎の深夜特急「マカオ編」を読破してしまいました。
休憩に訪れた日本人も多くいて、同じ年代の人と旅行の日程やルートなど雑談しました。
インド旅行で他の日本人に会うとほっとしますね。
インドのリクシャーの乗り方
ホテルへの帰りはリクシャーで友人と帰りました。
リクシャーに乗ると必ずと言っていいほど起こるのが
オンリー100ルピー
と言って乗車しても降りるときに
300ルピー、プリーズ
といっていつの間にか乗車料金が半端なく値上げされるイベントが起きます。
こういう時は、友人と二人で「100ルピーって言ったろ!!」と言って怒り、100ルピー無理やり渡して立ち去るという技を体得していました。
二人して日本語で怒るというのがポイントです。
英語で無理して怒らなくても、怒っていることが伝われば良いのですね。
ボッタクリに強気に出られるのも、友人と二人で行ったからこそですね。
インド旅行は絶対に複数人で行った方が良いです。
相変わらずおなかの調子が悪いので、友人と二人でバナナばっかり食べています。
今日の記事では、インド旅行記ブッダガヤ編を紹介しました!
ヴァーラーナシー駅のホテルがひどかったり、列車が8時間遅れて駅に泊まった意味が無くなったりと本当にハプニングばかりのインド旅行ですが、今思い返すと非常に面白かったですね。
インドへ格安バックパック旅行に行く方の参考になれば幸いです。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
インド・ネパール旅行に持っていくべきアイテムはこちらの記事を参照してください。
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