消防学校の体力測定について解説!

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

    

今日の記事では、消防学校で実施される体力測定について解説します。

消防学校では、初任教育生の入校時の体力を把握し、研修内でいかに体力が向上したかを確認するために体力測定が実施されます。

入校時、8月、卒業直前と全3回実施されました。

具体的にどのような種目を実施するのかを含めて、詳しく説明していきます。

これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。

それでは、早速やっていきましょう!

消防学校の体力測定

消防学校での体力測定は入校時、8月、卒業直前と全3回実施されました。

私はフィジカル的には全然自信がなかったのですが、その私でも初回と最後の実施記録を比べると、非常に記録が伸びていて、自分でも驚きました。

消防学校で生活しているだけで強制的に体力が向上するのが分かりますね(笑)

私が初めての体力測定で教官から言われた、

教官
教官

体力測定では、他人と競争するのではなく、自分に負けないように実施しろ!

    

という言葉が未だに記憶に残っています。

また、体力測定では、実施している学生を全力で応援しないと教官から激が飛びます。

自分が終わったら休憩、ではなく他の学生のことも頑張って応援しましょう。

20mシャトルラン

20mシャトルランは体力測定でも1・2を争うほどキツイ種目ですね。

20mシャトルランがわからない!という方は以下のYouTube動画をご覧ください。

この種目は入校時と卒業時の記録を比較すると、本当に自分の体力向上を感じられます。

私は消防士採用試験の体力テストでは60数回、入校時の体力測定では70回程度という低記録でした。

しかし、8月の体力測定では100回ジャスト、卒業時は110回とかなり記録が伸びて自分でも驚きました。

数ある体力測定の種目の中でも精神力が重要です。まさに「自分に負けないように実施する」のが大事ですね。

気持ちが弱くなると一気に足が動かなくなります。

また、消防士の中にはとんでもないフィジカルモンスターが居るので、150回くらい実施してしまう、ものすごい学生が出てくる時があります。

1500m走

1500m走も20mシャトルランと並んでキツイ種目です。

1500mを走るタイムを競います。ほぼ全力で1500m走り切らなくてはならないので、精神的にも体力的にもハードです。

私は消防学校入校当初は6分30秒程度だったのですが、卒業時でのタイムは5分30秒と1分近く縮めることができました。

シャトルランと並んで、自分の体力向上が手に取るように分かって非常に嬉しかったですね。

こちらの種目も元陸上部や自衛隊上がりの学生などは平気で4分未満のタイムを出すので、驚愕しながら一緒に走っていましたね。

懸垂

懸垂は純粋に筋力が必要で、学生の意地とプライドが交錯する種目です(笑)

懸垂が何回できるかというのは消防学校の学生にとっては勲章のようなものですからね。

懸垂なんて余裕!と思う方もいるかもしれませんが、消防学校の懸垂はルールが厳しいです。

まず、自分のタイミングで挙上することはできません。教官の合図で挙上します。自分のタイミングで挙上できないというだけで、かなり難易度が上がります。

また、腕を中途半端に曲げていたり、反動を使ってあげることはできません。

腕を全て伸ばした状態で待機し、教官の合図で挙上、また腕を全て伸ばした状態に戻す、この1連の流れでようやく「1回」とカウントされます。

体の反動や腕を曲げていた状態で「懸垂10回は余裕!」と言っているような場合は、1回この腕を完全に伸ばした状態かつ他人の合図で挙上するという動作をやってみてください。

おそらく、できても5回くらいじゃないでしょうか?

自分もまるっきりこのタイプで、消防学校に行く前に懸垂の練習をしていたのですが、腕を全て伸ばして教官が合図するという厳しい条件では3回しか挙上できませんでした。

それでも、卒業時には10回できるようになっていたので、いかに厳しいルールでも練習を重ねていくとできるようになるものです。

その他(握力、長座体前屈、反復横跳び、腹筋など)

上記で説明した以外にも、握力、長座体前屈、反復横跳び、腹筋などの一般的な体力測定の種目があります。

これらの種目は体力的・精神的にはそれほどきつくないので、普通にこなしていけば問題ないですね。あまり苦労する心配はないでしょう。

これらも入校時と卒業時で比較すると、記録が伸びて自分の体力が向上していることを実感できると思います。

やはり、厳しいのは上記で解説した20mシャトルラン、1500m走、懸垂の3種目ですね。

これから消防学校に入校する方は、是非自分でも試してみて、どれだけ体力的にキツイか実感してみると良いでしょう。

まとめ

今日の記事では、消防学校の体力測定について解説しました!

体力測定では、入校時と卒業時では飛躍的に体力が向上して、自分でも驚くほどです。

消防学校の生活が、いかに体力的に厳しい内容かがわかりますね(笑)。

これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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