こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防学校入校時に体力が無くても大丈夫なのかというテーマで解説していきます。
消防士になりたいけど、消防学校はあまり体力が無くても大丈夫かなあ?
という不安がある消防士志望の人がいると思います。
結論から言いますと、入校時には体力が無くても全然大丈夫です!
実際に私が入校した時も、体力的には全然実力がない状態でした。
しかし、大丈夫です。消防学校で生活していくうちに、勝手に体力がついてきます。
元消防士として20年以上勤務してきた私が詳しく説明していきますね。
それでは、早速やっていきましょう!
- 消防士になりたい人
- これから消防学校に入校する人
- 消防学校の生活に興味がある人
目次
消防学校入校時に体力が無くて不安だ~!
という消防士志望の人は結構多いのではないでしょうか。
実はここは特に心配しなくても大丈夫ですね。
実例として、私自身が消防学校に入校した時に体力が無かったからです。
私の具体的な記録を示しますと、入校時の体力測定では懸垂3回、20メートルシャトルラン65回、1500メートル走6分30秒という数字でした。
今見るとかなりショボショボすぎますね。特に懸垂3回はヤバいと思います。
しかし、逆にいうとこの程度の体力しかなくても、消防学校入校時点では問題はありません。
消防士という職業は甲子園に出場したようなフィジカルエリートもいれば、趣味で軽い運動くらいしかしない体力弱者もおり、体力的にはピンからキリまでの人材が入ってくるのです。
その能力的にバラバラな人材を最終的には1人前の消防士に仕立て上げるカリキュラムを組んでいるので、最初は体力が無くても、消防学校生活を過ごしていれば勝手に体力がついてきます。
ただ、アドバイスとしては体重はあまり重くないほうが良いということですね。
あまり体重が重たいと登攀や渡過などの救助訓練が全くできなくなるので、体力に自信がない人でも体重の増加だけは気をつけましょう。
登攀、渡過の訓練についてはこちらの記事を参照してください。
👉 地上30メートルでの救助訓練!消防学校の生活6月編その②
消防学校生活を過ごしていると、基本的には勝手に体力が伸びていきます。
体力を伸ばすうえで最も重要なアドバイスは「あきらめずに消防学校生活を過ごし続けること」ですね。
これさえできれば、本当に体力がついてきます。
毎日の訓練が結構キツイので、自分でも知らず知らずのうちに体力がアップしているんですよね。
朝6時30分に起きて体操して、午後は毎日毎日訓練をする生活を6か月~7か月間過ごしますので、それも納得です。
その訓練も、いきなり体力的にめちゃめちゃハードな内容を要求されるわけではありません。
4~5月は防火衣・呼吸器の着装から、梯子の取り扱い、結索というあまり体力を使わない基本的な訓練をして、訓練のラストに基礎体力アップのサーキットを行うという流れでした。
技術的・体力的に厳しい訓練に入るのは、基礎体力がついた6月以降となっており、体力の成長に合わせたカリキュラムになっています。
また、体力的についていくことが難しいという理由で消防学校を辞めたという人は、私の同期では1人もいませんでした。
参考ですが、私が消防学校を卒業する時の体力テストでは、入校時と比較して以下のようにかなり記録が伸びました。
懸垂 3回→10回
20メートルシャトルラン 65回→110回
1500メートル走 6分30秒→5分30秒
特段運動が得意でない私でも、これだけ体力がつきましたので、とにかく「あきらめずに消防学校生活を過ごし続けること」これを肝に銘じて生活していれば体力は付きます。
ですので、体力が無くて不安という人も、決して心配しないでも大丈夫です。
消防学校をやめる割合についてはこちらの記事を参照してください。
消防学校の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。
今日の記事では、消防学校入校時に体力が無くても大丈夫なのかというテーマで解説しました!
体力的に不安な人も、消防学校生活を過ごしていけば徐々に体力がついてきますので、安心して大丈夫です。
ただ、「あきらめずに消防学校生活を過ごす」これを淡々と進めていけば、自然に体力がついてきます。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
消防学校に持っていくべきアイテムはこちらの記事を参照してください。
消防学校の一日のスケジュール、食事内容、お風呂・売店などはこちらの記事を参照してください。
👉 【まとめ記事】消防学校の食事・風呂・売店・寮室・持ち物・一日のスケジュール
消防学校の生活4月~6月編についてはこちらの記事を参照してください。
消防学校の生活7月~10月についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【まとめ記事】消防学校の生活7月~10月編まとめ!【応用訓練から卒業まで】
消防学校での息抜き方法についてはこちらの記事を参照してください。