こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防学校生活を耐え抜く方法3選を紹介したいと思います。
消防学校がきつすぎる!もう辞めたい!
実際に消防学校に入っても、毎日の訓練の厳しさ、教官からの叱責・ペナルティ、分刻みのスケジュールなどで精神的にまいってしまい、このように考えている初任教育生の方も多いのではないでしょうか。
特にゴールデンウイークが終わった後あたりが最も精神的にきついですよね。大型連休が夏休みまでありませんから・・・。
今日はそんな初任教育生の悩みの少しでも助けになればと思い、厳しい消防学校生活を耐え抜く知恵を解説します。
消防士として20年以上勤めてきた私が詳しく、実体験を踏まえて説明しますね。
それでは、早速やっていきましょう!
目次
私が消防学校で最も「辞めたい!」と思った瞬間は、自分のせいで他のクラスメイトが教官からペナルティを食らっている時でした。
今でも思い出しますが、訓練前の服装点検でヒゲのそり残しを指摘されて、自分だけヒゲを剃りに行かされて他のクラスメイトは全員腕立て伏せをやらされるというペナルティがありました。
大急ぎでヒゲを剃っているときに、他のクラスメイト全員が自分のせいで腕立て伏せをやらされていると思うと本当に「今すぐ消防士辞めたい!」と考えていました。
やっぱり、自分のミスのせいで他の人に迷惑をかけている時というのは罪悪感が物凄くて、精神的にキツイんですよね。
自分はこの時は、今まで世話になった親のことを考えたり、これ以上の就職先はないとか色々考えました。
しかし一番の対策は「心を無にする」ことです。
ペナルティ?ほかの人に迷惑?お互い様お互い様・・・
このくらいの気持ちでいることです。教官の叱責やペナルティなどには、心を無にして感情にダメージがいかないようにするのが最も有効な対策なのです。
淡々と言われたことだけを行うマシーンになりましょう(笑)
正直、他の人のせいで自分がペナルティを受けさせられることもありますし、連帯責任はお互い様なんです。
もちろん、自分のせいでペナルティを受けたクラスメイトには、訓練の最後に「すいません!」くらいの謝罪は必要ですが、他の人がやらかしたときもお互い様の儀式のようなものです。
今から考えると、他人に迷惑をかけた程度で辞めてしまうのは本当にもったいないです。
ペナルティを受けていると「自分は消防士に向いていないのではないか」と思うこともありますが、消防学校のたった数カ月で消防士が向いているかいないかなんてわかりようもありません。
消防学校の成績が良くなくても、現場で花開く人なんて山ほどいます。
消防学校の印象的だったペナルティについてはこちらの記事を参照してください。
👉 【ロープ土下座】消防学校で記憶に残ったペナルティを紹介!【衝撃登山】
消防学校を耐え抜く知恵2つ目は「毎日の小さな息抜きを見つける」ことです。
消防学校生活では、分刻みのスケジュールでやることが目白押し。訓練が終わった後も消灯の10:30までやることがいっぱいです。
風呂、メシ、靴磨き、自主訓練、訓練日誌、座学のテスト勉強などなど、他にも臨時で教官から呼ばれたりするので本当に忙しい!
ストレスもたまるので、少し抜いてやらないとまいってしまいます。
しかし消防学校の中でストレスを抜くということもなかなか難しいですね。
そこで私は風呂上りにアイスを食べて、同期と雑談するというのを息抜きにしていました。
消防学校では甘いものが本当に食べたくなるんですよね。
消防学校にある売店で、風呂上りにアイスを買って、食べながら10分~15分くらい同期と雑談する・・・。
文章にしてみると本当に些細な楽しみですが、消防学校当時は本当にこの時間が楽しみで癒されました。
さっぱりした風呂上りに、好きなアイスを食べて、同期とその日にあったことを話し合うだけでもストレス解消になりました。
消防学校ではお酒も飲めませんし、些細な楽しみを見つけてストレスを解消するというのは本当に大事になります。
他にも、自習時間に少しだけ自分の好きな本を読む、好きなジュースを飲む、持ち込んだお菓子を食べるなど色々息抜きの方法はあると思います。
皆さんも、自分に合った息抜き方法を見つけて、ストレス解消してみてください。
消防学校の売店についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【まるで銭湯】消防学校の大浴場と売店の解説 【何が売ってるの?】
消防学校を耐え抜く知恵3つ目は「なりたい未来像を想像する」ことです。
1番目の「心を無にする」でも書きましたが、消防学校生活では「自分は消防士に向いていないのではないか」と思うことがあります。
こんなに他人に迷惑をかけているのに、結索ができないのに、救助隊になれるのか・・・。
こう考えてしまっても仕方ないですね。しかし、消防学校のたった数カ月で消防士が向いているかいないかなんてわかりようもありません。
消防学校の成績が良くなくても、現場で花開く人なんて山ほどいます。
辛いことがあっても、消防士になりたいと思った時の気持ちを思い出しましょう。
救急隊で活躍する、救助隊で人命救助する、消防隊で消火活動をする、予防で消防設備のスペシャリストになる、消防士になる動機は色々あると思います。
辛いときは原点回帰、動機を思い出す、これに限ります。
消防学校を卒業して、何になりたいのか具体的に想像してみてください。きっと消防学校を続ける強い動機を思い出させてくれるでしょう。
今日の記事では、消防学校生活を耐え抜く方法3選を紹介しました!
消防学校が辛い、辞めたいと思うときは必ずあると思いますが、短絡的に辞めてしまうのは本当にもったいないです。
これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
消防学校で必要なものリストはこちらです👇
消防学校の一日のスケジュール、食事内容、お風呂・売店などの施設関係のまとめ記事はこちら👇
👉 消防学校の食事・風呂・売店・寮室・持ち物・一日のスケジュールまとめ!
消防学校の生活4月~6月についてはこちら👇
消防学校の生活7月~10月編についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【まとめ記事】消防学校の生活7月~10月編まとめ!【応用訓練から卒業まで】
消防学校での息抜き方法についてはこちらの記事を参照してください。