こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、消防学校に学費や経費を払う必要があるのかを解説したいと思います。
結論から申し上げますと、
・学費は払う必要が無い
・食費などの経費は払う場合がある
ということです。
消防士として20年以上勤務してきた私が、それぞれ詳しく説明します。
それでは、早速やっていきましょう!
- 消防士になりたい人
- これから消防学校に入校する人
- 消防学校の生活に興味がある人
目次
消防学校は学校なのだから、学費を払う必要があるんじゃないの?
このような心配をしている消防士志望の人もいるかと思います。
結論から言いますと、消防学校に学費は不要です。
授業のために配布される教科書などの代金も不要です。
なぜなら、消防学校とは「消防士を目指す若者が通う学校」ではなく「公務員の研修機関」だからです。
消防学校に入校する時点で、消防士として消防本部に採用されている公務員ですので、一般的な生徒側が学費を払って入学する学校とは違います。
ですので、消防学校に入校するのに学費を用意する必要があるのではないかと心配する必要はありません。
消防学校に学費を払う必要はありませんが、食費を払う必要があるかもしれません。
消防学校は基本的に寮生活です。入校してから6~7ヶ月間は消防学校の寮で生活します。
月曜日~金曜日は寮で生活し、土日は自宅に帰るというルーティンになります。
月に20日勤務とすると、120日~140日は消防学校の食堂で食事を摂ります。
この食費が問題で、消防士に自腹で負担させる消防本部もあれば、消防本部が全額払ってくれる場合もあります。
私が勤務していた消防本部では、食費を払ってくれたので、私は一銭も負担しませんでした。
今考えると本当にありがたいことだと思います。
一方、消防学校の同期の中には、食費を負担させられる消防本部出身の人もいました。
6~7ヶ月分の食費なので、かなりの額になると予想されます。
具体的な金額は聞けなかったのですが、
6月の初めてのボーナスは食費に消えたよ・・・。
と言っていたので、10~20万円くらいは負担していたのではないでしょうか。(採用されたのが4月なので6月のボーナスは少ないです。)
また、消防学校には普段着用するジャージやTシャツがあるのですが、こちらも自分で購入費を負担する必要がある場合もあります。(私が勤務した消防本部はジャージ代も負担してくれました。)
さすがに消防学校の電気代や水道代などの経費を負担する必要はありません。
食費や服飾費を消防士本人に負担してもらう消防本部もありますので、それらの経費を負担する必要があるかどうか気になる人は、採用された消防本部に確認してみましょう。
消防学校の食事について詳細はこちらの記事を参照してください。
消防学校の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。
学生寮での生活用品は用意されていないので、基本的に自分で用意する必要があります。
例えばお風呂で使うシャンプー・石鹸、洗濯で使用する洗剤・柔軟剤・洗濯ピンチ・ハンガーなどは自分達で買うしかありません。
特に消防学校では激しい訓練で服が大量に汚れますので、洗濯は毎日行う必要があります。
学校で用意はしてくれませんが、必ず必要になるものですので事前に購入して用意しておきましょう。
また、消防学校には民間の商店が営業する売店が併設されていますので、そこでも最低限の消耗品が購入できる可能性があります。
「消防学校で持っていくもの10選」はこちらの記事を参照してください。
消防学校の寮室の詳細はこちらの記事を参照してください。
「消防学校の売店・風呂について」詳細はこちらの記事参照してください。
今日の記事では、消防学校に学費や経費を払う必要があるのかを解説しました!
・消防学校では学費を払う必要は無い。
・食費、服飾費などは消防士本人が負担する必要がある場合も。気になる人は、採用予定の消防本部に確認してみましょう。
・学生寮での生活用品(シャンプー・石鹸・洗剤・柔軟剤・洗濯ピンチ・ハンガーなど)は用意されていないので、基本的に自分で用意する必要がある。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!!
消防学校の生活4月~6月についてはこちら👇
消防学校の生活7月~10月編についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【まとめ記事】消防学校の生活7月~10月編まとめ!【応用訓練から卒業まで】
消防学校の一日のスケジュール、食事内容、お風呂・売店などの施設関係のまとめ記事はこちら👇
👉 消防学校の食事・風呂・売店・寮室・持ち物・一日のスケジュールまとめ!
消防学校での息抜き方法についてはこちらの記事を参照してください。