消防学校が刑務所みたいだと感じる理由3選

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

     

今日の記事では、消防学校が刑務所みたいだと感じる理由について説明したいと思います。

消防学校って刑務所みたいなところなのかなあ・・・?

     

消防学校入校前にこのような不安を感じている人もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、消防学校は「刑務所みたいだな~」と感じるような決まりがいくつかあります。

しかし、実際に消防学校に入校していた私から言うと、本当の刑務所よりは全然良いところですね。

土日祝日には帰ることができますし、長くても半年~7カ月で卒業になります。

もちろん、もう一回消防学校に入りたいかと言われれば絶対にNOですが(笑)。

消防士は階級社会であり、命を左右する災害に出場しなければならないため、規律、規則が重んじられて、必然的に軍隊や刑務所みたいになってしまうものなのです。

実際に私の経験を踏まえて、消防署が刑務所みたいだと感じる理由について解説します。

これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。

それでは、早速やっていきましょう!

消防学校が刑務所みたいだと感じる理由4選

朝、夜の点呼がある

消防学校では、朝の起床時と夜の消灯前に全学生が集まって点呼します。

点呼には学生の人員数、健康状態、病気で欠席している者などを確認するという目的があります。

点呼のやり方は、全員が整列して指揮者が「番号!」と号令したら整列の右から順に「1!2!3!」と番号を言っていき、人数を確認するという方法です。

この全員が整列して番号を言っていくというのが、まあ言われてみれば刑務所っぽく感じるかもしれません。

起床時間、消灯時間が決められていて、全員集まって点呼!という規律のある生活は確かに刑務所を彷彿とさせるかもしれませんね。

消防学校の1日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防学校の1日のスケジュールを詳細に解説!

屋外を移動する時は必ず行進

消防学校では、屋外を複数人で移動する時は必ず隊列を組んで駆け足で進まなくてはなりません。

これは自由時間も一緒で、朝の屋外清掃、訓練中、自由時間にグラウンドに出てトレーニングや自主訓練を行う時、全てです。

指揮者が号令をして、隊員は「1、1、1、2ソーレ!」と掛け声をかけながら、歩調をそろえて駆け足しなくてはなりません。

自由時間であっても、屋外は行進して移動しなくてはならないという自由度のなさが、刑務所を感じさせるのかもしれません。

私の場合は、最初は「必ず行進するなんて窮屈だなあ・・・。」と思っていましたが、すぐに慣れてしまいました。

結局は慣れが解決しますね。また、屋内の場合は行進する必要はありません。

外出禁止

消防学校の規則の中で、一番刑務所っぽい決まりが「外出禁止」ではないでしょうか。

消防学校では、平日の月曜日から金曜日まで学生寮に宿泊することになります。

金曜日の夜に解放されて自宅に帰ることができ、土日祝日は自宅で過ごし、また月曜日に消防学校に出勤するという流れです。

学生寮に宿泊している平日は、夜に外食したり遊びに行くなど、基本的に外出することはできません。

病気やケガのための通院など、特別な事情に限り外出することが可能です。

訓練終了後の自由時間も、本当に自分の自由な時間というわけではなくとても忙しいので、趣味や遊びに行ったりなどは土日祝日しかできません。

月曜日に出勤すると「また金曜日の夜まで自由が無いのか・・・。」と絶望した気持ちになっていました。

また、月曜日に同期の女の子を見て対して可愛くないと思っていても、平日に他の女性を見ないので、金曜日になるとめちゃめちゃ可愛くなって見えるという「消防学校マジック」という現象もありました。

規則、規律に厳しい

消防学校は非常に規則、規律に厳しいです。

ポケットに手を入れて歩いていようものなら、教官から烈火のごとく怒られてペナルティをもらいます。

教官室への入室にも、敬礼やノックの方法なども細かく決まっています。

髪型もスポーツ刈りに統一されているなど、本当に生活のすべてが細かく決められているのです。

こういった生活の自由度のなさ、規則でがんじがらめな様子が刑務所のようだと感じることはあります。

しかし、実際に消防学校に入ってみると、逆に「全てが決まっている」というのはある意味楽なのだという見方もできます。

自分で考える必要がないからです。

私も消防学校に入った当初は窮屈に感じていましたが、1か月もすると生活に慣れてしまいました。

ようは慣れの問題です。消防学校に入ってしまえば、自然に生活の窮屈さには慣れていくので、入校中の6~7カ月間の我慢だと思って辛抱しましょう。

まとめ

今日の記事では、消防学校が刑務所みたいだと感じる理由について説明しました!

消防学校の生活では、刑務所を彷彿とさせるような規則、規律があります。

しかし、実際に経験した私から言うと、刑務所よりはよっぽどましなところです。

6~7カ月間で終わりますし、土日祝日には自宅に帰ることができますからね。

これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

消防学校に必要なアイテムについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防学校で必要なもの10選!

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