【生活・体力】消防士になる3カ月前にやっておくべき準備

マツナガ
マツナガ

こんにちは!マツナガです!

     

今日の記事では、消防士になる3カ月前くらいからやっておいたほうが良い準備について、生活面と体力面から解説していきます。

これから消防士になって消防学校に行くけど、どんな準備をすればいいのか不安だなあ・・・。

    

このような方の参考になるような情報をお伝えできればと思います。

結論から言いますと、生活面ではきっちりと朝方の生活リズムにすること、料理の基本を覚えること、腕時計・手袋・ヘッドライトなどの小物準備が必要です。

体力面では懸垂、腕立て伏せの練習をするとともに、5キロ程度の距離をランニングできる走力を身に着けましょう。

消防士として20年以上勤めてきた私が詳しく解説していきますね。

それでは、早速やっていきましょう!

生活面での準備

朝型の生活リズムにする

生活面の準備でまず必要なのは「朝型の生活リズムにする」ということです。

学生時代は夜型リズムの人が多いかと思いますが、早寝早起きの生活リズムに直しましょう。

消防士は夜の勤務もあるし、夜型のほうがいいんじゃないの?

    

このような疑問を持つ人もいると思いますが、基本的には消防士は当直勤務中も23時ごろに寝て、朝6時くらいには起きる必要があります。

火災などの災害が無ければ仮眠時間は取れますので、逆に当直中に寝坊なんてしたら先輩や上司から怒られるでしょう。

仮眠が終わったあともスッキリと起きられようになるには朝型のリズムにしておかなくてはなりません。

また、救急隊は出場が多くて夜に満足に寝られないことも多いので、せめて非番や休みの日は朝型のリズムにして健康に気を遣ったほうが良いでしょう。

料理の基本を覚えておく

2つめは料理の基本を覚えておくことです。

消防士は料理を作ることが多いです。消防本部によっては食事作りをしないところもありますが、料理を作っている本部のほうが多いのではないでしょうか。

現場に配属されたら先輩が基本的には料理を教えてくれますが、1度も包丁を握ったことがないという人は流石に苦労するでしょう。

包丁で野菜の基本的な切り方、短冊切り、ざく切り、半月ぎり、みじん切りなどを覚えることと、米のとぎ方・炊き方、うどん・そばの茹で方くらいはできるようにしておくと良いでしょう。

料理の味付けや、メニュー決めなど重要なポイントはいきなり任せられることはありませんので、先輩から教えてもらいましょう。

消防署の食事事情についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【料理は必須スキル?】消防士の食事事情を詳しく解説!【メニューも紹介】

腕時計、ヘッドライト、手袋などの小物を準備する

3つ目は腕時計、ヘッドライト、手袋などの小物を準備することです。

特に消防学校は分刻みのスケジュールで過ごすので、腕時計は必須です。

訓練中にも使いますので、できれば防水・耐衝撃性のあるジーショックが最もオススメです。

消防士にオススメの腕時計についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【消防士厳選】消防士が使う腕時計はジーショックが一番オススメ!

また、消防学校では訓練やペナルティで手袋が破れる頻度かかなり多いです。

支給品以外の手袋も数セット用意しておいたほうが良いでしょう。

消防士にオススメの手袋についてはこちらの記事を参照してください。

👉 【目的別で使い分けろ!】消防士にオススメの手袋を紹介!

消防学校を卒業して、現場に配属されたら防火帽や保安帽に装備するヘッドライトも用意しましょう。

特に夜の活動では必須の装備になります。

消防士にオススメのヘッドライトについてはこちらの記事を参照してください。

👉 【メリット8選】消防士にオススメのヘッドライトはエナジャイザー1択!

・体力面での準備

体力面で必要な準備は、腕立て伏せ、懸垂、ランニングの基礎体力をつけておくことです。

極論を言ってしまえば、体力面の準備をしていなくても何とかなるとは思いますが、ある程度準備しておかないと連帯責任で同期に迷惑がかかる可能性があります。

腕立て伏せはペナルティで最も実施するメニューです。連続で30~50回くらいはできるようにしておくと良いでしょう。

ここでいう腕立て伏せとは、きちんと肘を地面まで下げて、あごを地面につける「フル腕立て伏せ」です。

腕を途中まで下げて雰囲気でやる腕立て伏せでは消防学校では認められませんので注意してください。

懸垂は可能であれば10回、最低5回くらいはできるようにしましょう。

入校後に定期的に実施する体力測定で実施科目になっていますし、懸垂は救助訓練の自力登はんなどで使う筋肉を強化することができます。

懸垂は現場に配属されてからもよく行うメニューですので慣れておきましょう。

ランニングも5kmくらいの距離を走れる走力をつけておくと楽です。

毎日の訓練の前にウォーミングアップや朝の点呼後にランニングを行います。

入校後の体力測定でも1.5キロ走や5分間走がありますので、ここでも走力が問われます。

私が入校した消防学校では駅伝大会で1人5キロ走らされましたので、こういう走るイベントでも走力はある程度あったほうが良いでしょう。

消防士は短距離で全速力の走力よりは、中長距離を走るスタミナを求められることが多いです。

自宅の周辺や、ジムなどを活用してランニングのトレーニングをしましょう。

消防学校の1日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防署の消防士の1日のスケジュールの解説!

消防学校の印象的だったペナルティについてはこちらの記事を参照してください。

👉 【ロープ土下座】消防学校で記憶に残ったペナルティを紹介!【衝撃登山】

消防学校の腕立て伏せについてはこちらの記事を参照してください。

👉 消防学校で腕立て伏せはどのくらいやらされるの?

消防学校のランニングについてはこちらの記事を参照してください。

👉 【結論=そんなに多くない】消防学校でランニングはどのくらい走る?

まとめ

今日の記事では、消防士になる3カ月前くらいからやっておいたほうが良い準備について、生活面と体力面から解説しました!

生活面ではきっちりと朝方の生活リズムにすること、料理の基本を覚えること、腕時計・手袋・ヘッドライトなどの小物準備が必要です。

体力面では懸垂、腕立て伏せの練習をするとともに、5キロ程度の距離をランニングできる走力を身に着けましょう。

これから消防学校に入校する方の参考になれば幸いです。

といったところで今日は終わりです。

本日の記事はいかがだったでしょうか?

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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👉 消防学校で必要なもの10選!

消防学校の一日のスケジュール、食事内容、お風呂・売店などの施設関係のまとめ記事はこちら👇

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消防学校の生活7月~10月編についてはこちらの記事を参照してください。

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