こんにちは、マツナガです!
今日の記事では、消防士は名刺を使うのかというテーマで解説していきたいと思います。
結論から言いますと、予防課で事務作業に従事する消防士は名刺を使います。
逆に消防隊、救助隊、救急隊などの現場の消防士は名刺をほとんど使いません。
具体的にどういった場面で名刺を使うのか、どの程度の枚数消費するか等含めて詳しく解説していきますね。
それでは、早速やっていきましょう!
目次
予防課の消防士は名刺を多く使います。
私が予防課で査察や予防に従事していたころは、年間100枚以上の名刺を使っていました。
具体的には、査察での立入検査、予防では消防用設備等や条例関係設備に関する申請書類を提出する業者の方に対して、連絡先・担当者として名刺を渡します。
立入検査では違反があったりした場合は継続的に建物の所有者などと連絡をとって、違反を改善させる必要がありますし、予防関係の申請書類は不備事項があったりすると業者さんに連絡して修正してもらい、図面などを差し替えてもらわなくてはなりません。
消防団を担当する係なども、団の関係者と会う機会が多くありますので、名刺を多く使います。
総じて予防課の消防士にとって名刺は必需品と言えるでしょう。
また、私が所属していた消防本部は名刺に関しては自費で用意していました。
業務に必須の道具なので、公費で作っても良いような気がしますが・・・。
名刺のデザインなどは個人で決めて特に問題ありませんでしたので、地元の名刺・ハンコ屋さんなどで安くてシンプルなデザインのものを作って買っていました。
他にも名刺のデータは自分で作成して印刷用紙を買って、職場のプリンターで名刺を作っている人もいましたね。
名刺を公費で負担してくれるか自費で用意するかについては、所属する消防本部によって違うと思います。
私は異動の時期である3月になり、次の配属場所が決まると、真っ先に4月以降の肩書で名刺を作っていました。
異動するとあいさつ回りがあるので、名刺を使う機会があるからです。
消防士の異動についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【本部・署内・派遣】消防士の異動について詳細解説します!
逆に消防隊、救助隊、救急隊で勤務する消防士は名刺を使うことは少ないでしょう。
予防課と比較して、現場の部隊で勤務する消防士は民間会社などの外部の人と接する機会が少ないためです。
ただ、消防隊、救助隊、救急隊であっても、1年間に数件のノルマとして建物の立入検査を業務として担当する場合があります。
立入検査の際に、消防法違反等があった場合などは連絡を複数回とる必要があるので、名刺を渡します。
消防隊などの現場勤務の職員が名刺を使う機会は、ほぼこの立入検査だけですので、多くても1年間に20枚程度準備すれば良いでしょう。
ただ、出張所の所長クラス(消防司令以上)になると近隣住民や消防団などとのかかわりが増えてきますので、名刺を交換したり渡したりする機会が増えます。
この場合は年度初めに100枚程度準備した置いたほうが良いでしょう。
昇任試験・消防士の階級については、こちらの記事も参照してください。
消防士の昇任試験についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【階級上げろ!】消防士の昇任試験の内容を詳細解説!【時期・問題も紹介】
消防士の出世コースについてはこちらの記事を参照してください。
消防士の一日のスケジュールについてはこちら
消防出張所の一日のスケジュールについてはこちらの記事を参照してください。
今日の記事では、消防士は名刺を使うのかというテーマで解説しました!
消防士では予防課は多くの名刺を使いますが、消防隊、救助隊、救急隊の消防士はあまり名刺を使いません。
予防、査察、消防団担当、出張所長など、民間の外部の人たちとかかわることが多い職種ほど、名刺を多く使う傾向があります。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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