こんにちは！マツナガです！
先日、新型コロナウイルス感染症に罹患しましたので、回復するまでの手記を公開します。
今後の備忘録や、新型コロナウイルスに感染した方に参考としていただけると幸いです。
それでは、早速やっていきましょう。
目次
前日から、喉の軽い違和感と目の充血感を感じていましたが、３７度台の発熱が発生したため、念のため近医を受診することにしました。
しかし、連日の新型コロナウイルス感染症の増加に伴って、ほとんどのクリニックで当日受診は難しいとのこと・・・。
やっとのことで当日でも診察してもらえるクリニックを見つけ、車で向かいます。
クリニックに到着したら、電話でクリニックに連絡を入れます。
院内に入ることはできないので、車で待機するようにとのこと。
しばらくすると、看護師さんが問診票を持って車まで来てくれました。
前日からの喉の違和感と、今日からの発熱を伝えると、医師が診察に来てくれました。
車の運転席で抗原検査を実施すると、陽性判定が出たため、新型コロナウイルス感染症に罹患していることが判明しました。
医師から、解熱鎮痛剤と総合感冒薬を処方され、近くの薬局の方が車まで薬を持ってきてくれました。
車から家にいる家族に連絡し、隔離できる部屋を用意してくれるように頼みます。
家に着くと、家族には別室に待機してもらい、すぐに隔離部屋に入ります。
自分が触ったところは家族に消毒してもらいました。
家に帰ってきた時点では、軽い喉の違和感と微熱だったので「自分は症状が軽いのかも」と安易に考えていたのですが、これは大きな間違いでした。
午後から、人生で経験したことが無いような猛烈な倦怠感に襲われます。
秒速５センチメートルくらいでしか動くことが出来ません。
また、熱も３８度５分まで上昇しました。
この日の夜はゼリー程度しか食べることが出来なくて、１９時には床に着きました。
しかし、体中が痛くて、熱も３９度まで上がってきたので眠ることができません。
少しうとうとしても、１０分くらいで目が覚めてしまいます。
時間が経つのが本当に長く感じ、夜が明けるまで非常に長く感じました。
夜１２時ごろに、解熱鎮痛剤（カロナール）を飲み、ようやく少し眠ることが出来ました。
夜が明けるまで非常に長く感じましたが、２日目の朝を迎えることができました。
しかし、関節の激痛は続いています。インフルエンザの時の１０倍くらいの体中の痛みですので、ゆっくりとしか動くことができません。
朝は３７度台後半まで熱が下がっていたので、バナナ、ヨーグルト、食パンなどいつも通りの食事ができました。
しかし、解熱鎮痛剤が切れてきた午前１０時頃から、猛烈な寒気に襲われます。
この日は気温が３５度くらいまで上がりましたが、寒くて寒くて仕方ありません。クーラーなしで布団に入って心地よさを感じるくらいの異常な寒気です。
流石に熱中症になってしまうので、クーラーは点けましたが、長袖長ズボンを着て、布団に丸まらないと悪寒でどうにかなってしまいそうです。
熱も３９度まで上がってきたので、解熱鎮痛剤を飲みました。
解熱鎮痛剤を飲むと、３７度中盤くらいまで解熱しますが、薬が切れてくるとまた熱が上がってしまいます。
昼と夜はゼリーとキュウリ、トマトなどの野菜しかとることが出来ませんでした。
相変わらず目の充血感と喉の痛みは続いています。
また、鼻水の症状が新たに現れました。
この日の夜は、解熱鎮痛剤を早めに飲んだので、前日のような苦痛を感じずに眠ることが出来ました。
３日目の朝も３７度台中盤の熱で、関節痛も多少改善していたので、２日目と同じくバナナ、ヨーグルト、食パンなどいつも通りの食事ができました。
しかし、相変わらず解熱鎮痛剤が切れてくると悪寒に襲われ、３９度まで発熱してしまいます。
目の充血感、鼻水も続いています。
また、新たな症状として下痢と嗅覚障害が現れました。
３日間風呂に入っていないのですが、自分の頭を指でこすって、嗅いでみても全く臭いがしません。
ゼリーなどの味は感じるので、味覚はありましたが、嗅覚がほぼ無くなってしまいました。
午後からは、下痢に襲われました。腹痛から始まり、水のような便しか出ません。この日は３回くらい下痢をしました。
この日も食欲無く、ゼリーと野菜で昼食・夕食を済ませます。
体重を計ると、コロナ罹患前より２キロ減っていました。
夜は解熱鎮痛剤のおかげで、眠ることができました。
４日目の朝は３８．３度の発熱があり、少しフラフラしました。
朝は比較的体調が良いので、食欲があります。食べられるうちに、バナナ、ヨーグルト、食パン、プルーンなどを食べます。
４日目からは咳の症状が出始めます。咳が出ると、痰が絡み、非常に濃い痰が出るのでとても苦しいです。
嗅覚障害も続いており、臭いが感じられません。
また、この日も解熱鎮痛剤が切れてくると発熱するので、一回熱を上げ切ってみようと思い立ちました。
夕方からまた熱が上がってきて、４０度まで上昇しました。
ここまで発熱すると、全く動くことはできません。
家族にスポーツドリンクの水筒を用意してもらい、布団にひたすら入っています。
解熱鎮痛剤を使っていないので、体も痛いですが、なんとか耐えます。
４１度まで発熱したら、解熱鎮痛剤を使おうと決めていました。しかし夜２１時頃には３９度まで熱が下がります。
高熱があるので寝つきが悪く、２時間ごとくらいに起きてしまいますが、何とか４日目の夜を明かしました。
５日目は、前日に熱を出し切ったおかげか、３７度２分まで解熱していました。
食欲も復活し、フルーツとヨーグルト、シリアルの朝食を摂ります。
しかし、立ち上がると、ものすごい立ち眩みに襲われ、倒れそうになります。
この日は一日中、立ち眩みを感じるので、歩くのが怖かったです。
咳、痰の症状はそのままで、新たに頭痛の症状が現れました。
熱は朝以降上がることはなく、発熱はようやく一段落したようでした。
夜は快適に眠ることが出来ました。
朝、熱を測ると３６．７度と完全に解熱していました。
咳と痰は相変わらず続いています。
昨日感じた猛烈な立ち眩みと頭痛は改善しましたが、少し動くだけで息切れします。
トイレに行ったり、階段を上がったりといった日常動作でも一苦労です。
しかし、気分的にはかなり快方に向かって来ていたので、試しにフィットネスバイクを漕いでみます。
階段を上るのと違い、フィットネスバイクは快調に漕ぐことができ、約１時間も運動することができました。
トイレ等以外では部屋を出られないので、少しでも運動して体力を維持しないといけません。
フィットネスバイクに併せて、腹筋と腕立て伏せもやってみます。体重が軽くなっているからか、いつもより軽くできました。
軽い運動もできるようになってきたので、かなり体の回復を感じた一日でした。
朝の体温は３６度５分で、昨日以降は平熱に戻っています。
食欲は完全に戻ったので、コロナ罹患前の食事量になりました。
嗅覚障害も回復してきており、ある程度臭いが分かるようになってきました。
昨日は軽い日常動作で息切れしましたが、この日は息切れは改善してきました。
体力を取り戻すため、６０分のフィットネスバイクを行い、問題なく運動することができました。
咳と痰は相変わらずで、咳が多かったためか喉を痛めてしまい、血痰が出ました。
日に日に体力の回復を感じます。
朝の体温は３６度台で、完全に平熱です。体温測定はこの日を以て止めました。
息切れはほとんど無くなり、嗅覚障害も回復しました。
しかし、この日の午後から激しい下痢になってしまい、腹具合が悪く、とてもしんどい一日でした。
食事量を戻したのが良くなかったのか、それともコロナの影響かは分かりませんが、腹痛に悩まされた一日でした。
８日目の下痢を最後に、症状が悪化することは無く、発症した翌日から１０日目に療養期間を終えることができました。
しかし、療養期間が終わって１週間程度経った現在でも、咳に悩まされています。
ふとした時に乾いた咳が連続して出るようになってしまい、特に深夜に出やすいです。
深夜に咳が出ると、眠りが妨げられるので非常に辛いですね。
オミクロン株の後遺症では咳が多いそうなので、これも後遺症なのかと不安になります。
幸い、咳以外の症状は無く、運動機能も回復しています。
今から考えると、４日目に解熱鎮痛剤を飲まず、熱を上げ切ったのが良い結果を生んだのかとも思います。
不幸中の幸いとして、家族にコロナが移らなかったことが良かった点です。
もし家族全員コロナに罹患していたらと思うと恐ろしいです。世の中には家族全員罹患してしまった家庭も多いと思いますが、私はなんとか自分だけで療養期間を終えることが出来ました。
今日は、新型コロナウイルス感染症から回復するまでの手記を公開しました。
新型コロナウイルス感染症に罹患した方へ、少しでも参考になれば幸いです。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか？
それでは、また次の記事でお会いしましょう！
