こんにちは!マツナガです!
今日の記事では、ネパール旅行記ジャナクプル編を紹介したいと思います。
ジャナクプルには、世界的に有名な「ミティラーアート」と呼ばれるインド絵画があります。
ジャナクプルでは、このミティラーアートを目的に観光しました。
インド・ネパール旅行記シリーズでは、私が10年以上前に友人と1ヶ月間インド・ネパール旅行に行った際の旅行記を紹介したいと思います。
・安い価格(1ヶ月で航空チケット含めて20万円程度)のインド旅行計画をしている方
・数週間~数カ月の長期間インド旅行を楽しみたい方
・格安長期インド旅行記に興味がある方
・デリー→アグラ→ヴァラーナシー→ブッダガヤ→ダージリン→ジャナクプル→カトマンズ→ポカラ旅行記を知りたい方
それでは、早速やっていきましょう!
目次
サトウキビジュースを飲んだインド側のパニタンキから、川を渡過してネパール側に渡ります。
ここで早速両替詐欺に会いました(笑)
国境を渡ろうとしている時に、
ネパール側のイミグレーション(入国管理受付)に案内しますよ!
といって、話しかけられました。
通常のインド旅行でしたら、話しかけてくる人に対しては警戒度MAXなのですが、この時はダージリンに行って毒気を抜かれていたからか、フラフラと付いて行ってしまいました。
入国する人はここで両替してくださいね!
何やら事務所のようなところに案内されました。
ここがネパールのイミグレーションなのかな?
と思い、言われるがままにここで両替してしまいました。
実はここで両替すると激高手数料を徴収されます(笑)
その後にネパール側の正規のイミグレーションで観光ビザをもらうのですが、ここで両替してもらうときちんと正規レートで両替することができます。
海外では、こういった手数料詐欺に注意しましょう。
国境の町、カーカルビッタからジャナクプルまでは約300kmもの距離があります。
ネパールという国はほぼ鉄道が整備されていませんので、長距離バスで移動することになります。
カーカルビッタで長距離バスのチケットを購入し、ジャナクプル行きのバスに乗車します。
このバスが凄かった!!!(笑)
見るからにボロボロで相当年季が入ったバスで、なぜか車内に蚊がたくさん飛び回っています。
また、座席のスプリングが飛び出ていて、尻に刺さる・・・。
仕方がないので、寝袋と衣類を座席に敷いて耐え忍びます。
このオンボロ長距離バスに乗って、300km離れたジャナクプルまで移動します。
バスに乗っている最中は特にやることが無いので、外の景色を眺めるか、ひたすら寝ます。
道が悪くてガタガタ振動がスゴイし、蚊もたくさんいるので安眠はできません。
途中で休憩ポイントが何か所かあり、トイレをしたり、焚火を囲ったりして休憩します。
場所によっては1時間以上休憩している時もありました。
そりゃこんな悪路とオンボロバスでは運転手も疲れますよね・・・。
そんなこんなで、休憩を含め12時間以上バスに乗り続け、早朝5時くらいにようやくジャナクプルに到着しました。
早朝にジャナクプルに到着しましたが、飲食店などはまだ全く開店していないため、お店に入ることはできません。
バスで安眠できなかったのでとにかく疲れています。
まずは宿を探すことにしました。
最初に大通りに面した宿を見つけたので、早速入ってみると・・・。
この宿も凄かった!!!!
監獄かなにか?
というくらい中が暗く、ベッドは骨組みだけでマットは敷いてありません。
そして、これでもかというくらいの蚊が飛び回っています。
これはマジで日本の刑務所のほうが圧倒的に環境が良いと断言するのに些かの躊躇も無いくらいの宿です。
流石にここでは休憩にならないので、すぐにキャンセルし、別の宿を探します。
そして結局、地球の歩き方に載っていたジャナクプルで最も良い宿に泊まることにしました。
ジャナクプルで最も良い宿だけあって、内装は非常にオシャレでした。
ベッドも当然マットが付いており、天井にファンも付いているので快適に寝られそうです。
しかし、部屋に内装や塗料の匂いなのか、シンナーのような異臭が漂っています。
これには気分が悪くなって参りました。
しかも、倒しても倒しても蚊が出てくる・・・。
オカシイと思って部屋を見回ってみると・・・。
壁に穴空いてる~~~!!
なんと壁に穴が空いており、そこから蚊が侵入し放題でした。
仕方がないので、日本から持参した蚊取り線香と、天井のファンを回して寝ることにしました。
ファンが回っていると、風圧で蚊が上手く飛ぶことができないので蚊よけになるのです。
インドの宿に付いている天井のファンは蚊よけのために付いているのだと分かりました(笑)
宿は散々でしたが、何とか休憩することができたので、午前中から午後にかけてはミティラーアートを見に行きました。
ミティラーアートとはインド絵画の様式の一つで、もともとは家の外壁などに描かれていました。
現在は観光客向けに紙や食器など色々なものに描いて商品化されています。
ミティラー画は伝統的に現在のマドゥバニ(Madhubani。文字通りに訳せば「蜂蜜の森」という意味)近辺の村の女性たちによって描かれていた。伝統的には、漆喰を塗ったばかりの小屋の泥壁の上に描かれていたが、 1967年にビハール州を襲った干魃の救済事業として、時の首相インディラ・ガンディーがミティラー画を紙に描いて売ることを奨励した。以来、ミティラー画は布や手すき紙、カンバスに描かれ、アート作品として商品化されている。
出典:Wikipedia
ミティラーアートは素朴でなんだか面白い絵柄です。
Wikipediaによると、ミティラーアートはピカソにも影響を与えたと書かれており、確かに少しピカソの絵柄に似ているかもしれません。
ミティラーアートを観光できるポイントは「地球の歩き方」に載っており、家々の外壁にミティラーアートが描かれていたり、絵画などが売っていました。
ジャナクプルでミティラーアートを観光した次の日には、ジャナクプル空港からカトマンズへ向かいます!
カトマンズ観光については、次の記事で解説していきます。
今日の記事では、ネパール旅行記ジャナクプル編を紹介しました!
ミティラーアートに興味がある方は、ジャナクプルを訪れてみても良いですね。
カトマンズから飛行機で30分弱で行けますので、アクセスもそこまで悪くないです。
といったところで今日は終わりです。
本日の記事はいかがだったでしょうか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
インド・ネパール旅行に持っていくべきアイテムはこちらの記事を参照してください。
👉 インド・ネパール旅行に持っていくべきアイテム・持ち物9選を紹介!
インド旅行に持っていくべきオススメの本についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【旅行記】インド・ネパール旅行に持っていくべきオススメの本を紹介【エッセイ】
ニューデリーに到着して切符を買うまでに一苦労だった話についてはこちらの記事を参照してください。
インド旅行記アーグラ編についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【インド旅行記②】アーグラ編【タージマハルとアーグラ城塞】
インド旅行記ヴァラーナシー編についてはこちらの記事を参照してください。
👉 【インド旅行記③】ヴァーラーナシー編【ガンジス川で沐浴!】
ブッダガヤ観光とインド鉄道の1等車に乗った感想についてはこちらの記事を参照してください。