こんにちは、マツナガです。
今日は秋田名物だまこ鍋を作ったので、そのレシピを紹介したいと思います!
野菜たっぷりで、鶏のだしが「だまこ」にしみしみでめっちゃ美味しいので、ぜひ試してみてください。
秋田の名物鍋といえば、きりたんぽ鍋が有名ですが、このだまこ鍋は秋田の五城目町周辺で食べられている鍋です。
「きりたんぽ」も「だまこ」も両方米を使った料理なんですが、こんな違いがあります。
だまこのほうが、手間がかからないので、普通に一般の家庭でも作ることができます。
それでは、さっそくやっていきましょう!
目次
材料はこんな感じです。
【だまこ】
・米・・・1合
【具材】
・鶏モモ・・・1枚(できれば比内地鶏。普通の鶏肉でもおいしいです)
・セリ・・・1束(できれば秋田産の根っこが長いもの。今回は秋田産はなかった)
・しいたけ・・・4個
・舞茸・・・1パック
・長ネギ・・・1~2本
・ゴボウ・・・1本
・白菜・・・3~4枚(今回は入れて微妙でした。入れないほうがいいかも)
【鍋つゆ】
・水・・・1.2リットル
・醤油・・・大さじ3杯
・みりん・・・大さじ3杯
・料理酒・・・大さじ3杯
【だし】
・昆布・・・1枚
・だしパック・・・1袋
材料はこんな感じで切ります。
鶏肉は1口大、セリは10cmくらいのざく切り(根も入れたほうがおいしいです)、シイタケは厚さ5mmくらいのくし切り、ゴボウはささがき(自分はゴボウの香りが好きなので、水にはさらしません)、白菜は3cmくらいのざく切り、ネギは1cmくらいの斜め切り、舞茸は手でほぐします。
米を一合炊いた後にボウルに移します。
すりこぎがないので、ペットボトルにラップを巻き付けて輪ゴムで固定し、このペットボトルの底で米をつぶしていきます。
つぶし加減は、米のつぶがちょっと立ってるくらいの大雑把なつぶしかたでかまいません。ちなみに秋田ではこれを
「半ごろし」と言うそうです(笑)。
つぶしたら、手に水をつけながら米を一口大に丸めて、だまこの完成です。今回は1合で11玉できました。
鍋を煮込む前に、可能であれば昆布を水から入れて、だしを取っておきます。めんどくさい場合は、昆布だしはとらなくてもOKです。
今回は土鍋で作りますが、どんな鍋で作っても美味しいですよ!
野菜を切っているときに並行して鍋つゆを準備しましょう。
火をつけて、だしパック、鍋つゆの材料(醤油、みりん、料理酒各大さじ3杯)を入れます。
昆布は沸騰直前に取り出します。
昆布を取り出して沸騰したら、ゴボウ、鶏肉、シイタケを入れます。
この状態で鶏肉に火が通るまで数分煮込みます。
鶏肉に火が通ったら、だまこ、白菜、ネギ、舞茸を投入します。
この状態で具材に火が通るまで数分間煮込みます。
具材に火が通ったら、セリを入れます。セリを入れてから軽く煮立たせて、セリに軽く火が通ったら完成です。
完成!
器によそっていただきましょう。
食べた感想は非常に美味しかったです。だまこ鍋のいいところは、だまこが一般の家庭でも簡単に作れるところですね!だまこに野菜や鶏のだしがととってもしみていて、冬にあったまる最高の鍋でした。
ただ、秋田で食べた、だまこ鍋を100点とすると、今回のは70点くらいでしたね。
次回以降の反省点としてはこんな感じです。
・白菜を入れることで味がぼやけてしまった。次回以降はいらないと思う。野菜が欲しければ、ネギとかキノコを増量するほうが良い。
・普通の鶏肉でも十分美味しいが、比内地鶏を使うと現地のガツンとした出汁の味により近くなる。
・スーパーで売っている「比内地鶏スープ」を使うと、鍋つゆの作り方が簡単になるし、秋田の味に近づくかも。
・今回は秋田産のセリではなかった。秋田産の根っこの長いセリを使うと、より秋田の味に近づく。
秋田で食べた時は、比内地鶏のガツンとくる深みのある濃い鶏出汁の味と、セリの鮮烈な香りにゴボウと舞茸の香りが混ざり合って、めちゃくちゃ美味しかったんですよね。本能に語りかけてくる旨さというか・・・。
だまこ鍋は、その香りがかなり重要な要素だと思うんで、次回作るときは今回の反省点を活かして作りたいと思います!
今日の記事はいかがだったでしょうか?
レシピの記事も折を見てどんどんアップしていきたいと思います!
今回はこのへんで失礼いたします。それでは~。